EcoVadisは、ビジネスパートナーのサステナビリティに対する取り組みを把握できる、明瞭かつ信頼できるデータを得られるスケーラブルなクラウドベースのプラットフォームを提供します。当社のプラットフォームを使用すれば、ビジネスパートナーのサステナビリティパフォーマンスをモニタリングすることができます。しかし、ビジネスパートナーの評価プログラムを成功させるうえで、貴社はどのような作業を行うべきでしょうか?それをご説明します。
EcoVadisは当社の持続可能性プログラムをどのようにサポートしますか。
EcoVadisの主なコミットメントは以下のとおりです。
- ビジネスパートナーのサステナビリティパフォーマンスに関して現在進行中のモニタリングのために、拡張可能なクラウドベースのプラットフォームを提供します。
- ビジネスパートナーの統合やオンボーディングのプロセスを管理します。
- ビジネスパートナーのサステナビリティ慣行に関する精確で信頼できるデータを提供します。
- EcoVadisの評価プロセスを実施する間、多言語に対応したEcoVadisのサポートチームがビジネスパートナーをサポートします。
- 担当のアカウントマネージャーを任命し、Enterpriseプランのクライアントの管理に併せて四半期ごとの運営委員会をセットアップします。
持続可能性プログラムまたは提携を成功させるうえで、EcoVadisが当社に求めることは何ですか。
ビジネスパートナーの評価プログラムを成功させるうえで、EcoVadisが調達チームや部署に対して期待することは以下のとおりです。
- 評価対象のビジネスパートナーに関する明瞭なデータとボリューム計画(四半期毎の評価依頼の数)を提供すること。
- 評価キャンペーンを始める前に、ビジネスパートナーに知らせること。
- データが不正確だったり、依頼先のビジネスパートナーが実施を怠ったりした場合に、ビジネスパートナーとやり取りすること。
- ビジネスパートナーが長期にわたってサステナビリティ慣行を改善していくよう奨励し、モチベーションを促すこと。
- EcoVadisのサステナビリティデータを継続的に既存の調達プロセスに取り入れること。
- プロジェクトマネージャーを任命し、調達担当チームや、プログラムの内外に影響する他のステークホルダー、つまりマーケティング/PR担当者が参加する運営委員会の会合を四半期毎に開くこと。
下の画像は、EcoVadisの評価プログラムを成功させるうえで欠かせない主なアクションを示しています。
プログラムを成功させるうえで特に欠かせない要素は何ですか。
EcoVadisの評価プログラムを最大限に活かすうえで、特に次の3つの要素が重要になります。
コミュニケーション
貴社とビジネスパートナーにとってこの評価が不可欠である理由と、貴社の調達に関する意思決定に評価結果がどのように取り入れられるのかをパートナーに説明することが大切です。
すべての事業には固有のサステナビリティリスクがあります。EcoVadisの評価は、評価を依頼する組織のために、パートナーに関する信頼性の高い評価を実施する一方、評価を受ける企業に対しては、サステナビリティに関するレポートを継続的に提出し、複数の依頼に対して評価結果を再利用できるようにします。
プロセス
評価を受けるビジネスパートナーの選出に関して明確かつ透明性の高いルールを策定し、EcoVadisの評価を調達プロセスに統合しなければなりません。
ビジネスパートナーのサステナビリティ評価に対するプログラムを確立するとともに、それを貴社の組織体制と利用可能なリソースに合致させる最適な方法を検討してください。例えば:
- 貴社の調達体制に最適な、オンボーディングを行いたい企業へのアプローチ方法(調達カテゴリー、ロケーション、部門ごとなど)は何ですか。
- 評価キャンペーンで貴社が対応できる、現実的な企業数(概算)と対応頻度(月に50社、四半期当たり200社など)は何ですか。
- 参加が求められる不可欠な役職(主任バイヤー、社内コンプライアンスなど)は何ですか。
- 社内で、プログラムの成功を確実なものにできる「アーリーアダプター(早い段階でプログラムを受容し、採用できる担当者)」となる可能性がある人物は誰ですか。
- 貴社のプログラムに積極的に貢献する人物の高いエンゲージメントレベルを確保できるようなインセンティブや目標を考えていますか。
また、ビジネスパートナーのために現実的なサステナビリティパフォーマンスの目標を設定することも欠かせません。例えば、サステナビリティパフォーマンスレベルを「中程度」まで達成する、または是正措置計画を実施し、継続的な改善に取り組むことなどが挙げられます。目標を明確にすることで、EcoVadisの評価を貴社の調達プロセスや意思決定に適切に統合させることができます。
組織
プログラムを成功させるうえで、調整の一元化、経営幹部レベルのスポンサーシップ、調達チームの強力なサポートが欠かせません。
コメント
0件のコメント
記事コメントは受け付けていません。