EcoVadisは、評価および評価プロセスの最後に実地検証を実施する場合があります。EcoVadisの実地検証は監査に似ていますが、貴社がクライアントから受ける可能性がある監査リクエストとは別個のものとして区別されています。この検証は、実地検証のプロセスで入手した情報を使用して、貴社が提供した証拠を補完することで、スコアカードと評価プロセスの信頼性を向上させるためのものです。
このプロセスでは追加料金がかからないため、EcoVadisの実地検証に関連する予期せぬ費用は発生しないという安心感が得られます。さらに、貴社が有効かつ適切なサステナビリティ監査報告書を提出している場合は例外です(例:RBI、SMETA、BSCIなどの公認プロトコルが過去2年以内に実施された場合)。通常、貴社はEcoVadisの実地検証プロセスには選ばれません。実地検証は、すべての企業に対して公正かつバランスの取れたアプローチを確保するためのプロセスです。
EcoVadisの実地検証とは何ですか?
EcoVadisは、リスクの高い少数のサプライヤーを選択する際の内部プロセスを内部スコアカードの品質保証プロセスの一部としています。実地検証は、内部の品質保証と評価手法の検証のために実施されています。EcoVadisは、評価対象企業に対する独立した意見を収集するために、非常に少数の実地検証を実施します。収集した情報を使用して、サプライヤーから提供された証拠を補足および比較することで、スコアカードと評価プロセスの信頼性が向上します。
実地検証はどのように決定されていますか?
EcoVadisの実地検証は、SA8000に基づくプロトコルを利用して、全世界をカバーする独立請負業者であるQIMA(旧Asia Inspection)によって実施されています。実地検証の必要性を判断する際には、疑わしい文書、第三者の証拠や認証の欠落、ネガティブな360°ニュースの存在、発行前スコアが55点以上など、複数の要素が考慮されます。実地検証は、社会問題や環境問題に関するリスク指標が高い市場(例:インド、バングラデシュ、中国)で特に一般的です。
残念ながら、上記の選択基準以外に、このプロセスに対してサプライヤーを選択した理由を開示することはできません。なぜなら、結果/スコアはスコアカードが発行されて初めて公式になるからです。
貴社にご協力いただくことは非常に重要であるため、EcoVadisの実地検証依頼にぜひご協力ください。実地検証は、スコアカードの結果を確実に予定通りお届けするうえで重要な役割を果たし、評価プロセスの全体的な成功と信頼性の向上に役立ちます。
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