最も適切な文書のみをご提出いただけるよう、企業規模にかかわらず、すべての企業に対して、評価1回あたりの上限を55件とさせていただいております。情報を統合して、透明性の高い情報をご開示いただきますようお願いいたします。長年の経験から、パフォーマンスの高い企業がレポート(サステナビリティレポート)を統合する傾向にあります。これにより、可能な限り多くの該当する回答に統合レポートを関連付けることができ、複合文書を提出することなく高スコアを獲得できます。
複合文書は証明書類として受け付けられないことにご注意ください。複合文書とは、複数のサブ文書を1件の証明書類として提出するために作成された文書のことです。例えば、評価対象企業が、環境方針、リスク評価、研修教材を1件の証明書類として結合して提出した場合を指します。堅牢なサステナビリティマネジメントシステムが運用されていれば、必要な証明書類は既に存在していて、適切に構造化されており、ステークホルダーが簡単にレビューできるようになっているはずです。複合文書をアップロードすると55件の上限を守っていることにはならず、貴社のマネジメントシステムの実態および/または成熟度を本当に反映することができません。
複合文書として認められない例:
- 複数の質問票の選択肢(例:エネルギー消費量、水および/または廃棄物監査項目に関する実施対策を示す文書のとりまとめ)に回答することを目的として、互いに関係性のない証拠書類(例:図表、領収書、写真)を1つの文書ファイルにまとめたもの。
- EcoVadisの評価のために意図的に統合された複数のサブ文書をまとめたもの(例:様々な独立方針および手順)。
- 埋め込まれたファイルや単独の文書へのリンクを含むカスタマイズした文書。
例外的に認められている事例:
- 複数の事業拠点の認証をまとめたもの。
- 複数の事業所の主要パフォーマンス評価指標(KPI)の連結報告(例:特定の事業所のデータを含む社内のエクセルデータベース)。
- 文脈および/または実施の保証の観点から補足情報を提供する文書を組み合わせたもの(例:コンプライアンス研修計画と関連する研修教材および出席記録の統合)。
- 管理マニュアル(例:環境・安全衛生(EHS)マニュアル)内の方針および手順のサブセクション。
- 過去の評価で提供され、評価済みの複合文書はそのまま有効です。
弊社のヘルプセンターでは、評価に最適な文書の選択に役立つEcoVadis証明書類ガイド:「どのような証明書類を提出できますか?」をご用意しております。
複合文書や提出書類に関する優先順位について、さらに詳しい情報は、「文書制限を満たし、複合文書の送信を回避する方法」をご覧ください。この情報は質問票プラットフォームからもご覧いただけます。
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