第三者機関による文書とは?
EcoVadisでは、評価範囲とは関係のない第三者機関が作成または発行した文書を第三者機関による文書と定義しています。姉妹会社、子会社、親会社からの文書は第三者機関ではありません。
典型的な第三者機関による文書には、以下のものがあります:
- 団体交渉労働協約
- 購入した設備(エネルギー効率のアップグレードなど)の請求書やサービス契約書(リサイクルサービスなど)
- 法的に義務付けられた文書(EHS報告書、労働力報告書、賃金格差報告書、環境試験またはリスクマネジメント報告書など)
- 研修教材と認証のアウトソーシング
第三者機関による文書の提出方法は?
他のすべての文書の種類と同様に、各第三者機関による文書は、EcoVadis証明書類ガイドに概説されている文書の適格性基準を満たす必要があります:
関連性
- 企業名を含む対応する評価範囲に関連している。
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EcoVadisの評価基準の1つ以上に関連している。
最新のもの
- 方針および実施対策に関連する文書の場合は、8年以内のもの。
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結果/KPI 報告に関連する文書の場合は、2年以内(この要件は、現在の評価文書にも以前の評価文書にも適用されます)。
信頼性があるもの
- 正式な文書であり、企業のサステナビリティマネジメントシステムに組み込まれている。
- 真正の文書であり、評価以前より存在していて、不備がない。EcoVadisの評価を受ける目的でのみ作成された文書は承認対象になりません。
第三者機関による文書は貴社の企業が発行したものではないので、貴社の名前やロゴが入っていない場合があります。以下のガイダンスに従い、評価範囲に含まれる第三者機関による文書を特定する補足情報があることを確認することで、文書の適格性基準を満たすことができます:
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第三者機関の研修受講認証書は、社内の従業員研修計画に添付したり、コースへの評価依頼メールとして送信することができます。
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貴社が外部のリサイクル業者のサービスを利用している場合は、サービス業者との契約書や同意書をパンフレットに添付することができます(パンフレットにはサービスの概要が記載されています)。
- 貴社がよりエネルギー効率の高い新しい機器を購入した場合、購入時の請求書を社名入りで製品カタログに添付することができます。
複合文書や提出書類に関する優先順位について、さらに詳しい情報は、「文書制限を満たし、複合文書の送信を回避する方法」をご覧ください。
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