EcoVadisの質問票は、それぞれの業種、ロケーション、企業規模(従業員25人以下の小規模企業”XS”を含む)に合わせて作成されています。従業員数25名以下の小規模企業(XS)は、平均で10の質問を尋ねられます。UNGCなどに対する支持や地理的対象範囲など特定のマネージメント指標の質問はありません。これにより、企業に関連性が高い問題のみが評価の対象となります。
貴社のサステナビリティパフォーマンスを分析する上で、証明書類の提出は欠かせません。中小企業の場合、大企業のようなサステナビリティ·マネジメントシステムが確立されていないため、公式な文書が少ない傾向にあることを弊社では理解しています。そのため、特に小規模の会社についてはより柔軟に対応しており、形式に則った形ではない証明書類も広く受け付けています。ただし、評価範囲との関連性の高い最新の文書を、すべて揃えて提出いただく必要がありますのでご留意ください。
弊社で受付可能な証明書類は以下の通りです。
- 従業員研修記録
- 従業員の意識向上研修に関する社内メール
- 実施対策用のエコラベル付き製品の購入請求書
- 企業倫理方針
- 社内環境ダッシュボード
- 人事データのエクセルシート。例:従業員研修に関する主要業績評価指標(KPI)
- 内部マネジメントプレゼンテーション
- リスク評価に関する文書
認められない証明書類の例には、以下のものがあります。
- 報告目的の第三者による公共料金請求書
- 即席の自己申告書
- 実行済みとの申告だけで、確かな証拠の伴わない実施対策の説明
- 写真
- 社会貢献活動のパンフレット
- 顧客、サプライヤー、ビジネスパートナーからの文書
- 法律の規定に準ずる事業運営ライセンス
- その他、地方自治体が発行する法令遵守のための文書
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